「何ができないのか」と「何ができるか」は、同じなのか?

5月20日、汗ばむ陽気の中、「東山動植物園」へ遠足に出かけました。

「楽しみながら、自立に必要なスキルを得る」という方針のもと、テーマを持って行いました。

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あえて移動は電車を使います。

園内では小グループに分け、仲間と折り合いをつけながら楽しむように、職員はサポート役です。

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実際の現場で実践することで、スキルは体験的にインプットされます。

外から与えられた知識と、自分でやった経験では、スキルの有効性は大きく違ってきます。実際の現場で行動し達成することで得られる成果は、とても大きなものです。


「公共交通機関を使って、職場に行く」就職において重要なスキルの一つです。

もちろん、今回の遠足だけで公共交通機関が使えるようになるわけではありません。


「やったことがある」ということに、大きな意味があります。

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家族で出かけた時、学校で教わる時に、理解を容易にします。

体験的にインプットされた知識は、容易に記憶から引き出すことができるからです。

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さらに、達成感が自信となり、新しい行動へのモチベーションになります。

主体的に行動できるようになります。



「できることを使って、できることを増やす」ストレングス視点は、福祉の基本です。

『子どもは、支援者の関わり方次第で(良くも悪くも)大きく変化します。子供達を、固定的に捉えてはいけない』(日本福祉大学 近藤直子先生)


「何ができないのか」ではなく、「何ができるか」という視点で捉えることを、常に心がけています。